目次
序章 らいてう、ちひろ、戦没画学生の生きた時代と漱石(らいてう、ちひろ、戦没画学生の生きた時代をどう考えるか;夏目漱石の文学にとってのらいてうの存在意義)
第1章 いわさきちひろの絵の秘密に迫る―風や空気を描く色合いと気合の勝負(安曇野ちひろ美術館について;ぼくを育ててくれた父母とヤギ ほか)
第2章 平塚らいてうの母性保護思想―「新婦人協会」結成百周年にあたって(「らいてうの家」から生い立ちを偲ぶ;禅の悟りから生み出された『青鞜』創刊に見る覚悟 ほか)
第3章 無言館にたどり着いた“流木の人生”―戦没画学生の絵と向き合って(戦没画学生慰霊美術館「無言館」について;明大前でスナックを開いた青春時代 ほか)
終章 近代日本の歴史と文化をつなげて考える
著者等紹介
小森陽一[コモリヨウイチ]
東京大学名誉教授、専攻は日本近代文学、夏目漱石研究者。「九条の会」事務局長
松本猛[マツモトタケシ]
美術・絵本評論家、作家、横浜美術大学客員教授。ちひろ美術館(東京・安曇野)常任顧問
窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
作家、戦没画学生慰霊美術館「無言館」「残照館」(旧「信濃デッサン館」)館主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。