内容説明
特別支援学校卒業後、知的障害のある青年たちの進路は、就労だけじゃないはず!第3の教育権保障運動と福祉型専攻科の取り組み。
目次
第1章 青年期の学びを支えるということ。(教育を受ける権利の獲得;第3の教育権保障運動;福祉型専攻科の誕生;福祉型専攻科の意義と危険性;福祉型専攻科固有の価値や意味)
第2章 福祉型専攻科で育つ青年たち(仲間とともに学び合い、仲間のなかで成長する青年たち―ぽぽろスクエア7年間の実践から;生きる力をなかまとともに―ゆっくり歩こう働くおとなへの道“シュレオーテの実践”;自分たちで考えることを大切に―リーブキャンパスひびきの学生たちから学んだこと;学びの場を通った青年たち―卒業生に関する調査を通して;当事者・家族・関係者で作る学びの場―立ち上げるぞ!カラフルキャンパス)
第3章 「学びの場」が大切にしていること(知的障害のある青年のアイデンティティの発達と自己肯定感;未来を拓く性教育―ゆたかな青年期のための必須科目;新しい親子関係をつくる力に―学びの場の経験と「子の自律・親の自律」)