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内容説明
重大事態が起こってしまうまで、誰も、何もできないのだろうか?気づきのために知っておきたいこと。
目次
第1部 いじめと子どもの生きる権利(学校における子どもの権利擁護の課題としての「ハラスメント」―いじめの重大事態のケースを中心に;娘を自死で失ったものとして)
第2部 調査を支援に生かすために(いじめをめぐる調査活動の役割と課題;第三者委員会の役割と被害者支援;調査委員会における福祉職の役割)
第3部 子どものいのちとくらしをまもるために(精神医学的視点から見た「いじめと自殺」;いじめ問題と修復的アプローチ―「学校ハラスメント」を乗り越えるには;いじめによる不登校児童生徒への支援とスクールソーシャルワーカー;養護教諭の取り組みから)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
6
「いじめ防止対策推進法」の概要説明、いじめに苦しんだ人、いじめ問題に関与した人たちによるいじめ対策(被害者支援)実践例などからなる。立場の異なる人が参加しているため、バラバラという印象は受ける。いじめに苦しんでいる子供がいたにも関わらず、教員も周囲の子どもたちもいじめに気付いていないギャップみたいなものの指摘が興味深かった。2020/06/23
WICCA
0
勉強会前の参考に通読。研究者による解説の後、現業者の報告が書かれています。教育学、当事者、司法、ソーシャルワーク、精神医学、教員(養護)の視点それぞれに触れることが出来る参考にするなら編著に入っている住友先生の本で充分かな…という気がするけど、若手には現場がイメージしやすくていいのかも。2021/01/04