内容説明
著者は元陸将で日本初のPKO大隊長、現場での体験と模索が凝縮。軍事力に正当な位置づけを与えるが、政府や国民の役割も指摘する。「軍事か、外交か!?何故この選択肢か!?」を考えることを重視。マニアのものだった安全保障論がこれで普通の国民のものになる。
目次
安全保障を学ぶために―安全保障の座標軸
戦争の始まり、戦争の起源―戦争の歴史その1
主権国家の戦争と英雄の戦争―戦争の歴史その2
第一次世界大戦と国際連盟―戦争の歴史その3
第二次世界大戦と国際連合(1)―日本の選択 日本の戦争
第二次世界大戦と国際連合(2)―国際連盟の集団安全保障体制はなぜ挫折したのか
第二次世界大戦後の世界と国際連合―戦争が終わって、世界は平和になったのか?
冷戦下の安全保障―冷戦とは、どんな時代だったのか?
国家、国益、国家戦略―国家、国益とは何か?
集団安全保障と集団的自衛権―集団安全保障と集団的自衛権の違いは何か?〔ほか〕
著者等紹介
渡邊隆[ワタナベタカシ]
1954年生まれ。元陸将。陸上自衛隊幕僚監部装備計画課長、カンボジア派遣PKO初代大隊長、幹部候補生学校長、第一師団長、統合幕僚学校長、東北方面総監などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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