内容説明
子どものことで悩んでいるのなら、子どもを責めないで、自分を責めないで、パートナーを責めないで、ちょっと違う角度から子育てを考えてみませんか?―18年の歳月を経たいまも新鮮さを失わないメッセージがいっぱい。
目次
第1章 ちょっと気になる子どもが増えている
第2章 子どもは発達の宿題を残しながら成長する
第3章 自分づくりはどのように
第4章 子どもとのコミュニケーション
第5章 歯車の合わない子どもとのつきあい方
第6章 ピンチをチャンスに
第7章 「させる」をやめて、子どもといっしょに
著者等紹介
池添素[イケゾエモト]
1950年9月5日生れ。現在、特定非営利活動法人・福祉広場理事長。全国障害者問題研究会副委員長。立命館大学産業社会学部、佛教大学社会福祉学部、龍谷大学短期大学で非常勤講師。京都市保育園連盟巡回保育相談員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takao
3
2019年10月10日発行(初版)。2001年版の「新装版」。先週末(10/28)、保育士会の研修で著者の講演を聴き、本書を入手し、早速読んだ。乳幼児期から青年期に至る「子育て」の勘所。一読して、成人して夫々の道を歩む3人の娘たちの子育てが果たして良かったのか、と反省させられる。以前、中西新太郎さんの著書で、子育てには成功も失敗もない、ことを胸に刻んだが、それでも…、と思う。親の思う通りにはならないことは知りながら「させよう」としてしまっていたのではないか、と。学んだことを職員、保護者にも伝えていきたい。2022/11/03
ぷっしー
0
人(子供)の目標(こうなってほしい)を勝手に決めずに自分(親)の目標(どうサポートするか)を決めるのが大事、というところにはっとした。2023/05/12
コリス
0
薄い本ですが、子供の特性のことが書かれていて、よくある育児書よりもためになりました。本のタイトル通り、いつからでも子育てはやり直せる、手遅れなどはない、と少し勇気づけられた気がします。2020/03/05