内容説明
今の若者は政治に無関心なのか?巨大な変化が生まれつつあるのか?“若者の政治”を妨げる歴史的背景を分析し、社会を組み直す回路を拓く!
目次
1 “若者の政治”にはどんな特徴があるか(斬新に受けとられた若者の政治行動;スタイリッシュ ほか)
2 “若者の政治”が呼び起こされる回路と基盤(若者の生活と意識を揺り動かす社会変動;使い捨ての労働力として扱われたくない ほか)
3 若者を政治に近づかせないしくみ(ものが言えない日本社会;政治に近づかぬよう若者を飼いならす)
4 不満や要求を抑えこませる自己責任感覚(「自分が悪いんだってよくわかっている」―自己責任感覚のはたらき方;自己責任の認知フレーム―「弱者」を標的にする悪意 ほか)
5 “若者の政治”を深く手ごたえのある希望につなぐ(これまでの社会の延長線上に未来を描けない;自分なりに社会にかかわる―コミュニタス型の社会実践 ほか)
著者等紹介
中西新太郎[ナカニシシンタロウ]
1948年生まれ。鹿児島大学教育学部、横浜市立大学国際文化学部を経て、関東学院大学経営学部教授、横浜市立大学名誉教授。現代日本社会論・文化社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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