内容説明
パブリックアートが私たちに投げかけているものとは?―具体的作品経験に即して、その意図や狙いを感じ取る。
目次
第1章 「彫刻のある街づくり」と「野外美術館」(「彫刻のまち宇部」へ;神戸市の彫刻事業;「野外美術館」へ―箱根彫刻の森美術館)
第2章 都市のアート(横浜ビジネスパーク(1990)
ファーレ立川(1994)
新宿アイランド(1995)
ゆめおおおか(1997))
第3章 外から内へ/内から外へ(反転するアート;美術館の逆襲)
第4章 アートプロジェクトの試み(大地の芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ)
増殖する芸術祭
出来事に向かい合うアート/出来事としてのアート)
著者等紹介
柳澤有吾[ヤナギサワユウゴ]
奈良女子大学研究院人文科学系・教授。専門は哲学・倫理学。『戦争と平和を問いなおす』(共著)、『公共性の哲学を学ぶ人のために』(共著)、『デンタル・エシックス』(翻訳)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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