内容説明
市長選にかけた想い、宝塚の魅力、元衆院議員としての手腕をふるい、おこなったかずかずの行政改革。そして市民の目線にたってめざした「いのちと暮らしが守られる政治」。魅力溢れる宝塚市をリードする中川智子市長の「宝塚日記」。おばちゃん市長がゆく!
目次
第1章 「はみだし」市長の誕生(「ふるさと」は行方不明;「土井チルドレン」 ほか)
第2章 宝塚よいとこ、一度はおいで~(わたしの「ふるさと自慢」)
第3章 「はみだし」市長、市役所へ(最初の訓示;まずは「入札制度改革」から ほか)
第4章 子どもたちの未来のために(えっ、図書室に入れない?;安全な食事を子どもたちへ ほか)
第5章 これからへの思い―希望に向かって(命と暮らしをたいせつに;市民と行政の協働で、持続可能なまちづくり ほか)
著者等紹介
中川智子[ナカガワトモコ]
1947年、和歌山県生まれ、鶴見大学短期大学部国文科卒業。子育てサークル「キンダールーム」主宰、「宝塚市学校給食を考える会」「1・17その後の会」で活動、乾燥糸こんにゃく販売会社「トレテス」を起業。1996年、衆議院議員となり、2期7年の間に主に、「被災者生活再建支援法」、ハンセン病国賠訴訟や薬害ヤコブ問題、被爆者問題、「身体障害者補助犬法」成立に取り組む。2009年、宝塚市長に当選、現在2期目。全国市長会理事。2児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ガミ
9
私の故郷である宝塚市の市長さん(2017年4月現在)による宝塚市の魅力や行政改革がまとめられた記録です。私自身、市民として市の状況や歴史を把握している分、中川さんの数々の取り組み(市内学校の図書館司書常駐や震災追悼行事の継続など) は「市民の声」をより反映させたものが多く、それらの大切さを大変実感しています。お話もしたことありますが、大変宝塚市への思いが熱い方です。それを知っているからこそ、より彼女のしてきた・今後取り組む政策のもとで暮らしていきたいですね。2017/04/16
Koike Katsuya
5
ほぼ全面的に共感できる考え。文章にも血が通っていて、温度があり、読みやすい。知り合いの議員さんにも読んでもらおう。2017/02/12
Miyoko Kitamura
1
常に市民・弱者の声を聴いて、市制に活かされているのだな、と感じた。何でもかんでも民営化、コストダウンすればそれで解決するのではない。官でしかできないこと、官だからこそできることは、これからも信念を崩さず取り組んでもらいたい。2017/04/10
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