もう一つの大学紛争―全共闘・「解同」と対峙した青春

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780308518
  • NDC分類 377.96
  • Cコード C0095

内容説明

全共闘と対峙した側からの最初の本格的な大学紛争史。立命館大学の闘いを軸に東大、日大、そして京大、同志社をはじめとする京都の各大学の闘いも紹介。日本で最初に部落解放同盟から攻撃を受けた立命館において、学生を中心とした闘いで打ち破った経験を詳細に記述。

目次

第1部 黎明編 「六〇年安保」に遭遇し社会問題に目覚めた高校時代のこと(高校入学と六〇年安保闘争;社研の活動から生徒会役員へ;大学進学に向かって)
第2部 疾風編 大学入学から大学紛争開始まで(学生運動と全学連、「新左翼」について;立命館について;一回生(一九六四年)学生運動の開始
二回生(一九六五年)基礎固めの時期
三回生(一九六六年)学生運動の新たな高揚期を迎えて
四回生(一九六七年)「解同の大学介入」と闘い、学友会・生協を民主化)
第3部 怒濤編 大学民主化闘争(「大学紛争」の始まり;立命館第二次学園民主化闘争の開始と東大闘争支援;「新聞社事件」と立命館全共闘の登場、中川会館封鎖;「さらなる民主化」ではなく「学園の正常化」が焦眉の課題;わだつみ像破壊と全共闘の破綻;寮問題の解決と学生会館(インターカレッジ寮)闘争再考
各大学における闘いと社会変革を巡る問題
大学紛争の終結とその後、今日に至る問題)

著者等紹介

鈴木元[スズキハジメ]
1944年8月8日生まれ。大阪府立東住吉高校を経て立命館大学一部経済学部卒業。現在、日本ペンクラブ会会員、日本ジャーナリスト会議会員、かもがわ出版取締役、国際環境整備機構理事長、京都高齢者大学校幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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