目次
第1部 安全保障と抑止力をどう考えるべきか(沖縄地元の若者は基地問題をどう思っているのか?;そもそも安全保障とは何で、定義はあるのか?;安全保障の定義と沖縄はどう関係するのか?;抑止力とは何で、それに実態はあるのだろうか?;アメリカは日本のために必ず戦ってくれるだろうか?)
第2部 在沖海兵隊の歴史と位置づけをめぐって(海兵隊はなぜ、どのようにして誕生したのか?;本土から沖縄に移転してきたのはなぜか?;ベトナム戦争後にどういう議論があったのか?;冷戦後の沖縄海兵隊はどう位置づけられたのか?;アジアには冷戦構造が残っており海兵隊は不可欠か?;第3章にある米中共同演習について詳しく知りたいのですが?;世界的な米軍再編化での沖縄海兵隊の位置づけは?;実力部隊が沖縄から退くと尖閣が狙われるのか?)
第3部 国と沖縄県の裁判闘争・和解をめぐって(裁判から和解に至った経緯はどんなものか?;裁判所の和解勧告のポイントは何か?;訴訟で出てきた政府の主張はどこが問題か?;鳩山政権で県外移転は不可能だとされた経緯は?;とはいえ沖縄の地理的優位性は揺ぎないのでは?;軍事の「体制と態勢」の区別に意味はある?;海兵隊は日頃は何をしているのか?)
著者等紹介
屋良朝博[ヤラトモヒロ]
1962年沖縄県生まれ。フィリピン国立大学経済学部を卒業後、沖縄タイムス社に入社。主に沖縄の基地問題を担当し、論説委員、社会部長を務めた。2007年から1年間、ハワイ大学東西センターで客員研究員として海兵隊のグアム移転など米軍再編を取材。2012年に退職後、沖縄国際大学非常勤講師、フリーランスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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phmchb
Masataka Sakai
健康平和研究所