目次
1 2015年安保闘争―私たちの挑戦(あすわか―SNS発信や憲法カフェ;SEALDs―自分の言葉で思いを伝える;ママの会―だれの子どももころさせない)
2 しる・うごく・つながる―日常の中から民主主義をたぐりよせる(憲法と立憲主義について何が明らかになったのか;若者・女性の政治参加の道筋はひらかれたのか;安保法反対とオール沖縄の運動を重ねて考える;党派を超えた共同はどうつくられたのか)
3 あきらめない立憲・民主・平和主義―トークを終えて
著者等紹介
小森陽一[コモリヨウイチ]
東京大学大学院教授、日本近代文学専攻、九条の会事務局長、安全保障関連法に反対する学者の会呼びかけ人
黒澤いつき[クロサワイツキ]
明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)共同代表、元弁護士
元山仁士郎[モトヤマジンシロウ]
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)及びSEALDs RYUKYU立ち上げ/中心メンバー、沖縄・ゆんたくるー呼びかけ人代表、国際基督教大学教養学部在学中
西郷南海子[サイゴウナミコ]
安保関連法に反対するママの会発起人、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員、3児の母親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お茶
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九条の会、あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)、SEALDs、安保関連法に反対するママの会の主要メンバーによる座談会。2015年安保闘争(九条の会小森氏の用語)を推進した人々がどのように考え行動したか、どのように参加を拡げていったかが語られている。敷居を低くするための工夫を凝らしたこと、かわいくかっこよくという点やサロン・カフェといった場での話合いなど。「我々は」(複数)ではなく「私はこう思う」(単数)という発言への転換。安保関連法成立後も敗北感なく活動していることなど。2016/04/25