内容説明
東京から京都にやってきた詩人が聴き書いた、市井の人々の心と行動に流れる憲法水脈。京都は『ポケット憲法』を住民に無料配布し、暮らしの中に憲法を生かしてきた歴史があった…。「週刊通販生活」読み物の連載に書きおろしが加わり再編集、書籍になりました。
目次
第1章 女性たちは世界を変える(西郷南海子―安保関連法に反対するママの会発起人/京都大学大学院博士課程;水谷麻里子キャロライン―米軍Xバンドレーダー基地反対京都連絡会;中村あゆ美―子どもたちへ宇治から平和を紡ぐ会)
第2章 学問と平和と表現の自由のために(藤原辰史―自由と平和のための京大有志の会/京都大学教員;永田和宏―歌人/京都大学名誉教授/京都産業大学教授;虫賀宗博―論楽社/言葉の紡ぎびと;町田寿二―元・KBS京都ディレクター/京都三条ラジオカフェ理事)
第3章 市民活動の現場から(金杉美和―弁護士/憲法カフェ講師;村上敏明―元・京都市役所職員/満州引き揚げの経験者)
第4章 いのちを歌え(鈴木君代―真宗大谷派僧侶/シンガーソングライター;川口真由美―障がい者施設代表/シンガー;港健二郎―映画監督/脚本家)
第5章 言葉と教育 憲法水脈(蒔田直子―同志社大学寮・寮母;本田久美子―元・京都市公立小学校教員/京都教育センター事務局長)
著者等紹介
中村純[ナカムラジュン]
詩人・編集者・ライター。東京で出版社勤務・教員を経て2012年より京都。2005年、詩と思想新人賞・横浜詩人会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価