内容説明
石の鐘を守り続ける女性僧侶。人生とその背景に何があったのか!?少女時代から描く平和への熱い想い。
著者等紹介
和田登[ワダノボル]
1936年、長野県生まれ。信州大学教育学部卒業。「虫」で第1回日本児童文学者協会短編賞。『悲しみの砦』(岩崎書店)で第1回塚原〓(けん)二郎文学賞。『武器では地球を救えない』(文溪堂)で第52回産経児童出版文化賞
和田春奈[ワダハルナ]
1967年、長野県生まれ。東京家政大学短期大学部卒業。デザイン事務所を経て、挿絵、装幀の仕事に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ムーミンママ
1
戦後70年の年、関連する本は多く出ると思う。当時生きていた方の話を聞く機会は、確実に減ってきているので大切にしたい。これは、石の鐘に込められた想いを知る本だが、主人公のいね子が昔語りをしている形式は、読み手として気持ちを少女時代のいね子に向けるか、今のいね子かわかりづらい時があり、少し読みづらいと感じるところもあった。女性僧侶という言葉が本の帯にあるが、その視点で描かれている場面は本文の中で多くはなかったと思う。2015/08/03
ムーミンママ
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戦後70年の年、関連する本は多く出ると思う。当時生きていた方の話を聞く機会は、確実に減ってきているので大切にしたい。これは、石の鐘に込められた想いを知る本だが、主人公のいね子が昔語りをしている形式は、読み手として気持ちを少女時代のいね子に向けるか、今のいね子かわかりづらい時があり、少し読みづらいと感じるところもあった。女性僧侶という言葉が本の帯にあるが、その視点で描かれている場面は本文の中で多くはなかったと思う。2015/08/03