内容説明
悪化する日韓関係のなかで、在日3、4世は何を考えるのか。日本の大学入試改革で今後求められる思考力・判断力を育てる授業とはどんなものか。在日コリアンが模索する、新しい教育実践の10年を振り返る。
目次
第1章 船出―次世代の教育を求めて
第2章 苦闘―逆風の中の学校づくり
第3章 探求―「考える教育」への協働
第4章 挑戦―グローバル教育への飛躍
第5章 葛藤―境界で揺れる卒業生の声
第6章 未来―保護者たちの期待と不安
第7章 共生―地域からグローバルへ
エピローグ 越境人の理念を掲げて
著者等紹介
脇阪紀行[ワキサカノリユキ]
1954年生まれ。ジャーナリスト。30年余りの新聞記者生活を経て、2013年9月から大阪大学未来共生イノベーター博士課程プログラムの特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。