内容説明
広大な中国の農村と都市のいくつかの学校を軸に「定点観測」し続けた著者が、「中国の教育改革」の特徴と本質とは何かを明らかに。“二元構造”の国といわれる中国の、各地域の子ども・学校の具体的でリアルな実像とともに、その矛盾・問題点を紹介し、同時に中国教育改革の今後の展開も予想。
目次
中国・華南の苗族の村で“驚き”の学校に出会った!
中国の学校と教育改革の見取り図
“二元社会”中国の学校―「農村の学校」と「都市の学校」
学校現場で見る中国教育改革(農村の学校のばあい;都市の学校のばあい)
データで確かめる中国の教育改学
「教育財政」から中国教育改革を検証する
中国教育改革は子どもたちに幸せをもたらす?
著者等紹介
仲田陽一[ナカタヨウイチ]
1947年兵庫県西宮市に生まれる。1970年神戸大学教育学部卒業。1978年東京大学大学院教育学研究科博士課程(教育行政学専攻)単位取得退学。1978年熊本大学教育学部講師着任、その後同助教授を経て同教授(2012年定年退職)。現在、熊本大学教育学部シニア教授、中国・河北師範大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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