内容説明
本書の特色はクラフト制作を通して、私たちの住む世界を知っていくことにあります。ここでいう世界とは、どこか遠くの外国だけでなく、私たちの身のまわりの自然や環境を含めてのものです。当たり前のように暮らしている日々の生活から世界へと子どもが想像力を膨らませるために、クラフトをきっかけとして保育士・教諭と園児、あるいは親子で考えてほしい問題を記しています。「春夏秋冬」の季節別に分け、単にクラフトを楽しむだけでなく、子どもたちが季節の移り変わりや自然の力強さを感じられるようにも工夫しています。子どもたちが親と自然に守られ、自分を取り巻く身の回りの環境を自ら発見していく。クラフト制作を通し、それらを遊びながら学んでいこうというのが、この本の一番の目的です。
目次
春(シャボン玉で自己紹介;ボクの枝、ワタシの枝 ほか)
夏(自分の顔を作ってみよう;家を作ろう ほか)
秋(動物を作ろう;ハロウィンの仮面を作ろう ほか)
冬(静電気で魚釣り;紙を編む ほか)
著者等紹介
福井若恵[フクイワカエ]
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科中退。その後、フリーのイラストレーターに。書籍・新聞等で旅行記や挿し絵、イラストマップなどを書いている
森正人[モリマサト]
三重大学人文学部准教授。関西学院大学文学研究科博士課程修了。博士(地理学)。2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。