内容説明
待機児童問題を克服しさらなる質の向上をめざすテーマ活動とは?世界で最も保育の質が高い国の実際にせまる!
目次
第1章 ナショナルカリキュラムの理念とその具体化(ナショナルカリキュラムの改訂とその要点;ナショナルカリキュラムの子ども観、教育観;テーマ活動とドキュメンテーション)
第2章 ドキュメンテーションから読み解くテーマ活動の実際(就学前学校の環境;実践例;園庭の馬の遊具;実践例:球根の実験)
第3章 スウェーデンの保育のあゆみと民営の就学前学校(スウェーデンの保育のあゆみ;スウェーデンの民営の就学前学校)
資料 ナショナルカリキュラムの改訂について
資料 改訂就学前学校カリキュラム(Lpf¨o 98 Reviderad 2010)
著者等紹介
白石淑江[シライシヨシエ]
1950年、山梨県生まれ。現在、愛知淑徳大学福祉貢献学部子ども福祉専攻、教授。NPO法人CAPNA(子どもの虐待防止ネットワーク・あいち)理事。大学において保育士養成に携わる一方、地域の子育て支援活動や児童虐待防止活動に力を注いでいる。2000年にストックホルム教育大学(現ストックホルム大学)に短期留学して以来、スウェーデンの子育て支援施策、保育・幼児教育の制度や実践の動向について研究している
水野恵子[ミズノケイコ]
1946年、愛知県生まれ。元日本女子体育大学スポーツ健康学科幼児発達学専攻教授。社会福祉法人「わかくさ会」かやの木保育園理事。大学において保育者養成に関わる。福祉国家、男女平等先進国のスウェーデンの「保育園」の実態を調査するなかで以前訪問した旧東独やチェコ、デンマークよりもスウェーデンの優位性を実感。その優位性をもたらしたものは何か、スウェーデンの保育の歴史や制度、経営主体の多様化などの研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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