内容説明
明治の大津波のあとに柳田国男が訪れていた集落が、東日本大震災後、解散の道をたどる。過去の人びとの暮らしに百年先の未来をたずねる試み。
目次
第1章 更地の記憶―宿のまちがなくなってしまった(二〇一一年三月一一日から)(大津波をもたらした海;避難所から仮設住宅へ;震災後の暮らし;海と祈り)
第2章 陸路と結びついた記憶―船とバスと自家用車が往来する宿のまち(昭和四〇・五〇年代)(宿浦の海;宿に暮らす;祀る・祈る)
第3章 海路の記憶―唐桑半島の表玄関だった宿のまち(昭和三〇年代とその以前)(宿浦の海;宿に暮らす;祀る・祈る)
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