内容説明
8・15と3・11から問う教育の原点と新しい可能性。子どもの生命を守る。教育を語ることばを取りもどす。
目次
第1部 戦後教育の検討から教育学の再生へ(戦争と教育―戦後教育学と戦争体験の思想化;子ども研究と教育学構想―生活綴方教育と勝田守一との出会い;教育社会学と教育実践との出会い―教育の社会性と実践性との関連を追究して ほか)
第2部 戦後教育実践の紹介と批評―実践記録を手がかりに(無着成恭『山びこ学校』1951年―生活綴方教育の再生;長田新『原爆の子』1951年―子どもの原爆被害者の悲痛な声と向き合う;石田和男『夜明けの子ら』1952年―恵那の教育を牽引し続けた24歳の実践記録 ほか)
第3部 子どもの生命と戦後教育学―インタビュー・大田堯さんに聴く(聴き手・田中孝彦)