教育現場での柔道死を考える―「子どもが死ぬ学校」でいいのか!?

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教育現場での柔道死を考える―「子どもが死ぬ学校」でいいのか!?

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  • サイズ B6判/ページ数 107p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780306019
  • NDC分類 374.9
  • Cコード C0037

内容説明

元日本体育学会会長でもある著者が、年平均4名の中高生が柔道で亡くなる現実を前に、「体育ムラ」とも言える日本の現状を告発し、子どもの命と安全を守る方途を提案する。昨今の体罰死にも通じる問題提起。

目次

1 一部柔道関係者に見られる偏見
2 体育学・スポーツ科学の学術的貧困(病理、お目出度さ)
3 体育・スポーツ的活動をともなう学校管理下の死亡事故
4 柔道事故をとりまく状況
5 「シゴキ文化の蔓延」、誰が責任をとっているか
6 学校管理下の死亡事故を放置してきた文科省の怠慢
7 日本における「安全文化の低さ」

著者等紹介

山本徳郎[ヤマモトトクロウ]
1934年東京生まれ。奈良女子大学名誉教授。スポーツ史・スポーツ哲学。日本体育学会元会長、日本学術会議第19期会員、国際体育スポーツ史学会(ISHPES)名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

21
耳が痛い。携わる自分からすれば、指導者次第で安全にできると考えるが一般の方の意見なのだろう。これでは柔道人口は増えない。柔道大国フランスではほとんど死亡事故は起きていない。指導法の見つめ直しは必要なのだろう。「最後は指導者」この言葉は忘れてはならない。改めて何事も反対意見の見聞は苦しいが、違う目線から見られる様になるな。2020/09/18

unamaster

1
一気に読めた。非常に読みやすいし言いたいことがわかりやすい。著者がそういう構成に意図的にしているのだろうと思う。引用している情報もよく読み込んでいると思う。著者の思いの根底には日本の教育に関する改革が必要なこと、中でも著者が関わった体育教育への危惧があります。表題には「柔道」というキャッチーな言葉が大きく付けられているけれども、大衆の目に付きやすいからでしょう。柔道の必修化があったから柔道を主に取り上げたのだと文中でも述べているし、手法としては有り。ただ、、、うむ。勉強して少し考えましょう。2013/03/14

三宅 恵介

0
大学院のとき,講義で「学校に体育の授業は必要か」のお題で議論を交わしたことがある。賛成・反対それぞれの立場から考察していくのだけど,誰かに「死亡事故をなくすために体育の授業をなくすべきだ」といわれて驚いた記憶がある。柔道が叩かれるのは危険視されてるのに武道必修化をはじめてしまったから。でも武道必修化がいい加減な決定事項ではじめられたことをこの本(p.83)で知ったら複雑な気持ちになった。なんにせよ,柔道の印象がこのままでは嫌なのでやるべき人がきちんとやるしかない。2013/03/19

markunismnfst

0
その後崩壊する全柔連の崩壊前夜のド腐敗ぶりが活き活きと描かれています2018/07/15

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