内容説明
私たちが生きている現場で、どのようなコミュニケーションがおこなわれているのか。さまざまな現場の人間の心の不思議を考える。
目次
第1章 子どもの育ちの現場で―発達心理学の視点から(「空想の遊び友だち(IP)」研究のフロンティアへ
私たちの対話的IP研究の始まり ほか)
第2章 子育ての現場で―臨床心理学の視点から(幼稚園児Aちゃんをめぐる「問題」;「夜泣き」のない国、イギリス ほか)
第3章 法の現場で―法心理学の視点から(『それでもボクはやってない』;Aさんが巻き込まれた事件 ほか)
第4章 生徒たちの現場で―ジェンダー心理学の視点から(ボーイズラブの歴史的変遷;ボーイズラブ研究における解釈の変化 ほか)
第5章 日常の認知の現場で―認知心理学の視点から(脳は現場を知らない!?;地図は現地ではない ほか)
著者等紹介
麻生武[アサオタケシ]
奈良女子大学研究院人文科学系・教授。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。大阪市立大学・博士(文学)。専門は発達心理学・臨床発達心理学。臨床発達心理士
浜田寿美男[ハマダスミオ]
奈良女子大学名誉教授。京都大学文学部大学院文学研究科大学院後期博士課程修了。専門は法心理学・発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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