核抑止なき安全保障へ―核戦略に関わった英国海軍将校の証言

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  • サイズ A5判/ページ数 357p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780303841
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

内容説明

英国海軍中佐で、核攻撃機や対潜水艦ヘリコプターに搭乗、フォークランド戦争では艦隊司令長官の情報担当参謀も務めた将校が、なぜ核抑止力論を捨て、反核平和活動に踏み込んだのか。

目次

第1章 私はどうして核抑止論を捨てたのか
第2章 核抑止の歴史を振り返る
第3章 現実世界での核抑止
第4章 核抑止と核拡散 イスラエル、インド、パキスタン
第5章 道徳性と合法性
第6章 より安全な戦略
第7章 終わりに

著者等紹介

グリーン,ロバート[グリーン,ロバート][Green,Robert D.]
1962年から82年まで20年間、英国海軍に勤務し、爆撃誘導士としてバッカニア核攻撃ジェット機と対潜水艦ヘリコプターに搭乗した。1978年に中佐に昇進すると、英国国防省に勤務し、その後、最後の部署としてフォークランド戦争における艦隊司令長官の情報担当参謀を務めた。1996年に核兵器の威嚇または使用は一般的に違法となるという国際司法裁判所の判断を勝ち取ることに貢献した国際的な市民運動「国際司法裁判所プロジェクト」(World Court Project)の英国支部議長を1991年から2004年まで務めた

大石幹夫[オオイシミキオ]
京都大学文学部卒業、英国ブラッドフォード大学平和学部博士課程修了。現在、ニュージーランド平和紛争研究センター(オタゴ大学付属の研究機構)客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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