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内容説明
近畿訴訟の6年半、全ての裁判を傍聴。首相との確認書、原爆症基金法を実現した力とは何か、核兵器廃絶へと動き出した時代に何をすべきかを伝える。
目次
1 勝利の展望を切り開いた近畿のたたかい―2003.8~2006.5(木村さんら大阪、兵庫の被爆者五人まず立つ;京都からは身重で被爆した小高さん、七九歳;審理のたびに原告たちは被爆の実相を語った ほか)
2 いのち削る判決積み重ね認定基準改定へ―2006.5~2008.4(国が不当控訴。記者さん、しっかりして!;集団訴訟全国に拡大。近畿も原告二〇人に;開き直った国、原告・司法に八つ当たり ほか)
3 「原告全員救済」勝ち取り首相と確認書―2008.5~2009.11(大阪高裁でも全員勝訴。仙台あわせ国八連敗;「幅広い救済を急げ」メディアも声をあげた;両高裁の判決確定。全面解決へたたかい新た ほか)
著者等紹介
長谷川千秋[ハセガワチアキ]
1937年、東京生まれ。1960年、東京大学教育学部卒、記者として朝日新聞社入社。京都支局長、大阪本社社会部長、東京本社学芸部長、名古屋本社、大阪本社各編集局長など歴任。2001年まで1期、同社常勤監査役。現在、非核の政府を求める京都の会常任世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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