内容説明
現代アートと造形教育―ふたつのフィールドを架橋する特別支援学校での大胆な試み。
目次
第1章 ピカソのレリーフ・ペインティングからの出発―ピカソからフランク・ステラへの軌跡と、並べる・重ねる絵画表現の展開
第2章 砂絵の魅力をめぐって―ジャン・デュビュッフェと造形教育をつなぐ試み
第3章 具体美術協会と造形遊び―天才的造形集団による身体をつかったアートのよろこび
第4章 玩具によるオートマティズム絵画の冒険―ジャクソン・ポロックから金山明にいたるチャレンジ精神と造形教育
第5章 一枚の布からうまれる新しい絵画表現―戦後日本の前衛美術グループの動向から
第6章 帽子とアートのゆかいな関係―草間彌生・ファッション・造形教育