内容説明
母がいたから、生きられた。ハンセン病回復者が綴る母と家族の物語。
目次
序章 臨終の言葉
第1章 渡良瀬川と思川
第2章 母の決断
第3章 戦争と隔離の傷跡
第4章 偏見に翻弄される家族
第5章 安らぎの日々
終章 最初で最後の帰郷
著者等紹介
平沢保治[ヒラサワヤスジ]
1927年茨城県生まれ。14歳のときハンセン病国立療養所・多磨全生園入所。戦後、ハンセン病回復者・患者及び障害者運動にかかわり、近年は地域の小中学校、看護学校などの人権教育にも携わる。現在、国立ハンセン病資料館運営委員、東村山市身体障害者患者連絡協議会副会長。1993年東村山市福祉功労賞、1999年英国ウェスレー・ベイリー賞、平成17年度吉川英治文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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