内容説明
アクロメガリー(Acromegaly)は「先端巨大症」とも呼ばれ、脳下垂体にできた腫瘍から出る過剰な成長ホルモンが、手、足、鼻、あごなどからだのあちこちを大きく成長させる病気です。ホルモンの司令塔のこの疾患は、頭痛、糖尿病、高血圧、高脂血症、心不全、睡眠時無呼吸症候群、無月経、倦怠感などの合併症や症状を伴います。顔が変わる病「アクロメガリー」。25年の顔の履歴書。
目次
1章 カムアウト―二〇〇六年夏
2章 “悪友”と出会うまで―一九六六~一九八六年小中高校生
3章 発病 一度目の手術―一九八六~一九九〇年大学生
4章 再発 二度目の手術―一九九〇~二〇〇一年編集者
5章 再々発転院―二〇〇二年~二〇〇三年会社経営者
6章 “悪友”と共闘中―現在
顔のアルバム
著者等紹介
山中登志子[ヤマナカトシコ]
1966年山口県岩国市生まれ。お茶の水女子大学(家族関係学専攻)卒業。編集家、「通販あれこれ」店長、占いスペース「桜」店長、化粧品企画&プロデュース会社萬株式会社プロデューサー。200万部ベストセラー『買ってはいけない』の企画・編集・執筆者。高校時代にアクロメガリー(先端巨大症)発症。15年間で4度の脳下垂体腫瘍摘出手術を受け、現在も共闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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