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目次
序の巻 紙芝居屋の日々―あさひ町から夕日町へ
1の巻 紙芝居屋は子どもに何を手渡したか
2の巻 紙芝居をやってみよう
3の巻 子どもをつかむ手作り紙芝居
4の巻 何でもありの紙芝居劇場
5の巻 先人に学ぶ紙芝居の演じ方
6の巻 紙芝居から考える「子ども論」「大人論」
著者等紹介
鈴木常勝[スズキツネカツ]
1947年生まれ。大阪の公園や街頭で紙芝居屋稼業、三十年を越える。紙芝居の分野で「臨床芸能学」を目指す。立命館大学などで「日中現代史」講師。大学の講義でも紙芝居実演。中国気功法・日本泳法指導、「男のきもの」モデルとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
15
街頭紙芝居をされている鈴木常勝さんの著。今では殆どみかけなくなった街頭紙芝居ですが、長く続けている方々がいるんです。あっという間に多くの人を魅了する紙芝居の世界、大好きです。タイトルに保育に生かす、とありますが、保育所や幼稚園で先生たちがされている紙芝居は、舞台を使わないことが殆ど。どうか紙芝居の世界を創ることから始めてほしいですね。2021/07/09
のん@絵本童話専門
1
紙芝居について、街頭紙芝居をする立場の方の本もと思って読みました。とにかくパワフルです。活力と勢いがとても伝わってきます!理論的な本との違いは、アドリブを積極的に推奨しているところでしょうか。時には善人と悪人を入れ替えて、全く違うラストにしてしまったり。技術が問われるやり方ですが、そんな部分が紙芝居とはなんぞやというところに結局行き着きます。話の先を言ってしまう子や邪魔する子への対応など、柔軟な紙芝居だからアドリブもうまい。絵本の読み聞かせでも参考にしたい。2021/04/17