内容説明
発生メカニズムを世界水準で解明。労働者の知恵と工夫による予防のための改善例を多数紹介。
目次
第1章 身体のしくみと腰痛・頚肩腕障害(作業関連性筋骨格系障害としての腰痛と頚肩腕障害;腰痛・頚肩腕障害に共通すること;身体のしくみ ほか)
第2章 頚肩腕障害の新「定義・病像・診断基準」について(新しい「定義・病像・診断基準」が示された背景;頚肩腕障害の定義の改定;頚肩腕障害を構成する特異的と非特異的障害 ほか)
第3章 職場における予防対策(ストレッチ体操は予防の基本;手の大きさに合うマウスの使用で、症状が良くなった例;障害者のVDT作業の例 ほか)
資料
著者等紹介
垰田和史[タオダカズシ]
滋賀医科大学社会医学講座予防医学分野准教授、労働衛生コンサルタント、医学博士、スウェーデン王立労働生活研究所留学。腰痛・頚肩腕障害など作業関連性筋骨格系障害を長年にわたって研究。介護・福祉・手話通訳者・保育労働者からの信頼が厚い。産業医として障害児学校での労働者の創意工夫ある予防対策を助言。全国手話通訳問題研究会では、5年ごとに実施している手話通訳者の健康実態調査に関わり、手話通訳者の健康を守る著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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