21番目のやさしさに―ダウン症のわたしから

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780301816
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

ダウン症の当事者が初めて4年制の大学を卒業し、初めて本を書きました。

目次

第1章 メッセージ
第2章 思い出の中で(幼児期)
第3章 続けることの大切さ(小学校時代)
第4章 自信を持とう(中学校時代)
第5章 向学坂を上って(高校時代)
第6章 銀杏並木を通って(大学時代)
第7章 生きる力とやさしさをもらう―講演活動のなかで
第8章 夢の続き、そして今

著者等紹介

岩本綾[イワモトアヤ]
1973年鹿児島市生まれ。隼人町立日当山小・中学校を経て、93年3月に県立牧園高校普通科卒業。93年4月鹿児島女子大学(現在・志学館大学)英語英文学科入学。98年3月同学・学科卒業。98年5月ニュージーランドのオークランド市で開かれた「第3回アジア太平洋ダウン症会議」に参加。99年3月図書館司書の資格を取得。同年10月、童話『魔法のドロップ』を英訳し、『MAGIC CANDY DROP』(石風社)として出版。04年4月シンガポールで開かれた「第8回世界ダウン症会議」に日本代表として参加し、スピーチをする。06年8月カナダのバンクーバーで開催された「第9回世界ダウン症会議」に参加、「ダウン症世界会議賞」を受ける。現在、母校志学館大学でフランス語の聴講を続けるかたわら、障害者団体や学会、看護学校、大学、各地の福祉協議会に呼ばれ講演、交流をし、ダウン症や「出生前診断」などについて理解を広げる活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

95
図書館の特設コーナーで見つけた一冊。カバーのちひろさんの優しい絵とタイトルが気になり。10年前の出版で、それより前からテレビや新聞などで紹介されていてらしいですが私は岩元綾さんのことは存じ上げませんでした。もちろんご両親が出版された綾さんの子育てについての本も知らず。ダウン症である綾さんのこれまでの素晴らしい活動もびっくりしましたが、ご両親の愛の深さに感動しました。本物の教育者とはまずは自分の子供を慈しみ、その子を尊重し自立へ導くこと。それは本当に難しいことなんですよね。比べてしまいがちだから。2018/10/13

つきかげ🌙

35
日本で(世界で?)初めて大学を卒業したダウン症当事者に書かれた本。「自閉症の僕が・・・」を読んだときは色々な感覚の違いでクラクラしたが、本書は至って普通に読めた。生まれつき体が弱い人の自叙伝といった感じ。障害は「乗り越える」ものではなく「受け入れる」ものという言葉が心にしみた。綾さんがこういった本を書いたり色々な活動ができるのは、ダウン症に複合する様々な障害がなかった事や、両親の粘り強い教育などがあったためだと思われる。全てのダウン症患者が彼女のようになれる訳ではない。それでも命は平等。2019/01/21

mazda

35
先日新聞を読んでいたら、ダウン症の出生前診断で陽性だった人75人のうち74人が中絶をした、という衝撃的なニュースがあった。出生前診断について、この本を読んで改めてその在り方に疑問を持たざるを得なかった。この本の主人公である岩元さんは出身も年齢も私と近いこともあり、書かれている内容が「そうそう」というものが多かった。読後感として、これほど人を感動させてくれる人はなかなかいないと思う。そんな人になりうる人たちが生まれてこない世の中が、本当にいい世の中なのだろうか…?とても考えさせられる1冊でした。2014/05/26

23
出生前診断がある現在、綾さんのようなダウン症の女性がいるなんて不思議でならない。この本を読んだら、尚更ダウン症が何も特別ではなく、体が少々弱いことと成長が少々ゆっくりなだけだということがわかるのに、どうして世間はダウン症を排除したがるのだろう。確かに大卒の学歴は、並大抵の努力では掴めなかっただろうが、それは健常者も同じこと。綾さんのお友達の言葉で「どう生まれたかではなく、どう生きるかが重要」とある。いい言葉だと思った。2014/09/12

みるくるみ

5
仕事柄、ダウン症の子どもたちと関わる機会が増えたので、当事者の声を聞きたいと思い読みました。綾さんはもちろん、ご両親も素晴らしいと思いました。ダウン症の方で大学を卒業したのは綾さんが初めてだったということを私はこれを読んで知りました。その一方で、大学卒業と障害の有無は関係ないんじゃないかなと私は感じました。これからは障害者だから○○はできないだろう…難しいだろう…といった固定観念がない世の中になればいいのにな、と私は思います。また、母の影響か私も「ダウンちゃん」という呼称を使っていたので少し反省しました…2015/04/20

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