かもがわCブックス
「痛み」はもうたくさんだ!―脱「構造改革」宣言

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780300994
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0336

目次

第1章 格差社会をもたらしたもの―小泉「構造改革」内閣の五年五カ月
第2章 「構造改革」とは何であるか―理論の誤りとその帰結
第3章 米英流の新自由主義政策とは―「構造改革」お手本国の現実
第4章 「小さな政府」も消費税増税もよくない―「構造改革」と財政再建
第5章 「貯蓄」を「投資」に変えるべきか―「構造改革」と金融ビッグバン
第6章 「日本21世紀ビジョン」を読む―これからの「構造改革」路線
第7章 格差社会をこえて―日本経済、もうひとつの道

著者等紹介

山家悠紀夫[ヤンベユキオ]
1940年、愛媛県生まれ。1964年、神戸大学経済学部卒業、第一銀行入行。1991年、第一勧業銀行調査部長、第一勧銀総合研究所。常務理事調査本部長、94年、同専務理事。2001年、神戸大学大学院経済学研究科教授。現在、暮らしと経済研究室主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小鳥遊 和

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2030年のGDPが10兆ドルになる「日本21世紀ビジョン」を思い出した。本書は同ビジョンを含めた「偽りの危機説」を批判。再読して発見があった。「構造改革」が人心を掴んだのは60年代に革新系が「生活、中小企業、平和を大事にする経済構造への転換」の意味で用いたからだという説明に納得。「21世紀ビジョンを実現しないと2030年のGDPは4兆ドルでインドと並び、世界シェアは4%に減少」は、23年のデータではほぼ当たっているのに驚く。ということは21世紀ビジョンは実現されていないようだ。どおりで最近言及されない。2025/01/26

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