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出版社内容情報
ホラー漫画家の第一人者でありホラー漫画の神様である楳図かずお。本書は、そんな恐怖の正体を知り尽くし人間の心理を操るホラー漫画家・楳図かずおを大解剖し、作品を分析し漫画に隠されたテーマやメッセージに迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
57
「ZOKU-SHIOGO」までの主要作品が大きなカラービジュアルとともに解説されている。読んでいて、一番インパクトがあったのは、「神の左手悪魔の右手」の目を突き破って現れる錆びたハサミのシーンが、見開きカラーで掲載されていたこと。ページをめくっていてギョッとなってしまった。楳図かずお漫画の恐怖は何なのかの解説もあったり、「まことちゃん」の全面カラーページがいっぱいあったり、楽しい一冊だった。2025/07/04
ぐうぐう
20
2016年に刊行された「楳図かずお大解剖」の増補改訂版。前回はホラーに特化した内容だったのが、表紙を見てもわかるように『まことちゃん』や『アゲイン』などギャグ漫画も取り上げ、あるいは前回刊行後に発表された『ZOKU-SHINGO』もフォローされ、まさしく楳図かずおの作品を網羅しようとしている(反面、伊藤潤二らのリスペクトインタビュー等がカットされている)。「追っかければギャグ、追っかけられれば恐怖」と楳図は言ったとされるが、その振り子理論の結果生まれた『まことちゃん』は、(つづく)2025/06/05
キュー
0
楳図かずおさんの本を読んだばかりだったので漫画作品も色々履修していたいと思っていたタイミングでこの本が発売されてたのでカタログ的に読んでみる事にした。紹介されている作品やリストを見ると以外にちゃんと読んで無い作品ばかりなのに気が付けて良かった。そして予想以上に壮大なテーマで描かれてる作品があるんだと気付けたのも良かった。しかし目の内側からハサミが飛び出してくるイラストがデカデカと収録されているのは怖いけどすごい。漂流教室と14歳が繋がっている?という読み方も出来るのは気がつかなかったので勉強になった。2025/07/20
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