内容説明
戦況図でスッキリわかる!大好評シリーズ第4弾!最新の研究成果で古代の戦いを総ざらい!超ビジュアル解説!「戦いの流れ」が一目でわかる!
目次
序章 戦乱、はじまる(戦争のはじまり―外敵侵入を防ぐ施設、敵を殺すための武器;倭国大乱―邪馬台国の女王が大乱を収束させる ほか)
第1章 中央集権国家の形成と仁義なき勢力争い 古墳~飛鳥時代(朝鮮出兵―碑文が伝える古代日朝関係;忍熊王の乱―大和から河内へ―古墳の移動は何を示すか ほか)
第2章 律令国家の完成と暗躍する藤原氏 奈良時代(隼人の乱―南九州で朝廷に抗った天孫の子孫;長屋王の変―すべては実権掌握のため 藤原氏による政敵排除 ほか)
第3章 陰謀渦巻く王朝 平安時代(蝦夷戦争2 三十八年戦争―繰り返される蝦夷と律令国家の全面戦争;伊予親王謀反事件―藤原氏の政争に巻き込まれた悲運の皇子 ほか)
著者等紹介
山岸良二[ヤマギシリョウジ]
1951年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専門は日本考古学。現在、習志野市文化財審議会会長、昭和女子大学・放送大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
14
これお値打ち品 倉本先生の講談社現代新書 戦争の古代史と内乱の古代史を購入する前に読んでおいてよかった2020/02/28
NyanNyanShinji
0
弥生時代の環濠集落の戦の跡から源義家の後三年の役までの、タイトル通り「古代騒乱」の「戦況」を、地図や関連人物の関係図を交えて「図解」してくれている。一つの騒乱を個別の事象として紹介しているので、ダイナミックな古代の歴史というものよりは、「あれ?この乱て何だったけ?」という疑問に5W1H的に簡潔に知ることが出来る。わかりやすい本だった。(電子書籍にて読了)2022/04/08
U-G.Kintoki
0
簡単で読みやすい。入り口には良いかも。古代だけど前九年後三年の役までフォロー。2020/05/30
文庫やさん
0
人間のもつ権力の獲得、支配への欲望は、時代に関係なく常にあるものであることが事例をもとに綴られている。2020/04/08