内容説明
2004~2015年スーパーGT GT500クラス年間シリーズチャンピオン、12戦6勝勝率5割。GT‐Rを勝利に導いた闘将が語る戦略・技術。サファリ、ル・マン24h、スーパーGT…。日産のモータースポーツ活動を指揮してきた著者だから語れる戦いの内側。
目次
第01章 自動車メーカーにとってのモータースポーツ
第02章 戦うは千種なり―スーパーGT年間プロセスと監督の責任範囲
第03章 天・知・人―モータースポーツにおける勝利の条件
第04章 スーパーGT総監督という仕事
第05章 人生で大切なことはすべてモータースポーツから学んだ
第06章 モータースポーツの独自考察
第07章 追浜からニスモへそして再び追浜へ―技術開発の取り組み
第08章 モータースポーツのこれから30年への提言
第09章 多様化する時代に結果を出す
第10章 老兵は死なずただ戦場に立ち続けるのみ
著者等紹介
柿元邦彦[カキモトクニヒコ]
1945年鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部機械工学科卒業後、日産自動車に入社。モータースポーツを担当する特殊車両部にて、ラリー・レース仕様エンジンや車両開発に従事。世界ラリー選手権のサファリラリー、RACラリー、1000湖ラリー等にエンジニアやマネージャーとして参戦。その後ニスモ(ニッサンモータースポーツインターナショナル(株))へ出向、日産の次長、部長を経て再びニスモへ転籍。2004年~2015年ニッサン系レーシングチームの総監督を務めル・マン24時間レース総合3位、スーパーGTのシリーズチャンピオン獲得率5割の実績を残す。この間2008年から東海大学工学部教授も兼務し、日本自動車連盟や自動車技術会でモータースポーツ行政に関わる要職にも就いた。2008年にニスモ常務取締役を退任し、スーパーバイザーを経てアンバサダーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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