内容説明
ホンダを『レーシングな会社』と呼んでみよう。『レーシング』とは、チャレンジングな姿勢を言うが、ホンダ・イズム、あるいはホンダ・スピリッツという優等生的表現よりも、もっと野性的で、がむしゃら、八方破れ、傍若無人などから連想される意味も内包する、危なっかしくも積極果敢な姿のことだ。F1速報誌『GPX』創刊編集長が語る自動車レースの原点。
目次
1964年 F1GP、無限の“荒野”へ―「ホンダは、ホンダの道を歩む」(コリン・チャップマンの“翻意”;すべてが“熱かった”1960年代 ほか)
1965年 ラストチャンス、ファースト・ウイン!―1500cc F1最後のメキシコ(ホンダ、ついにF1で勝つ!;スタートから首位を譲らず! ほか)
1967年 F1タイトルが見えた!―劇的な二勝目、モンツァ!(カラーテレビ、クーラー、カーの“3C時代”到来;ホンダ・エンジンは「1万2000」まで回しても壊れない! ほか)
1968年 光明と悲劇、そして終幕へ…―宗一郎の“夢”が走った(軽自動車「N360」を発売;ジョン・サーティースとローラ ほか)
著者等紹介
山口正己[ヤマグチマサミ]
1951年12月15日、神奈川県津久井郡相模湖町に生まれる。千葉工大機械工学部卒業後、76年に(株)山海堂『auto technic』編集部員、85年に同誌編集長。87年、新感覚のF1速報誌『GPX』を創刊、編集長として世界各国のF1を中心とする自動車レースの取材活動を展開。96年に独立し、『Designing Motorsports MY’S』を主宰。F1GPを中心とする情報webサイト「STINGER」を立ち上げて今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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