内容説明
世界一のレースには、世界一の考え方が存在する。F1グランプリという過酷な戦場において、立ち止まって、じっくり考える時間はない。限られた時間で次々と新しいアイデアを形にして、安全を考えながら、ぎりぎりの性能を追求し、刻一刻と変化する状況下で最適な作戦を選びとる。大きな時代の転換期を迎えている今だからこそ、国境を越える「戦う哲学」が、きっとヒントになる。
目次
F1には「世界一の考え方」がある
アイデアを生み出す方法
命がけとは、どういうことか
失敗からヒントをつかむには
戦うためのマネージメント
お金があれば勝ちなのか
日本から違う文化へ飛び込むとき
コミュニケーションの難しさを乗り越える
はかりしれない人間の力について
本当に必要な交渉力とは
戦いの場でも見た目が大事な理由
ぶれないこと、変わり続けること
何を学び、どう教えるのか
スランプを脱するための処方箋F1は紳士のスポーツなのか
失われてゆく若さに代わるもの
著者等紹介
森脇基恭[モリワキモトヤス]
1946年、東京生まれ。69年に成蹊大学工学部を卒業。同年、本田技術研究所に入社。F1活動を志し、設計者として四輪部門の研究開発を担当する。73年に退社後、英国に渡りレーシングカーコンストラクターGRD社へ。日本人初のチーフデザイナーに抜擢され、いくつものチャンピオンマシンを生んだ。帰国後は76年F1世界選手権イン・ジャパン、77年F1日本グランプリ主催者事務局次長となる。77年は開催契約交渉を一任され、バーニー・エクレストンと渡り合う。78年ノバ・エンジニアリング副社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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