防災の倫理―「正しい」災害対策とは何か?

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779519154
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C1012

内容説明

阪神・淡路大震災から約30年、東日本大震災から約15年、災害対応はどこまで進歩したか!?過去の教訓は生かされているか!?南海トラフ地震の危機が迫るなか、何を優先し、誰が責任を負い、どのように実行すべきなのだろうか?分野を横断した総合知で、防災を進めるための思考・行動の拠り所を問う。

目次

総論 問題提起(なぜ防災の倫理を考えるのか―公共倫理のすすめ;「防災の倫理」について考えるための五つの視点;防災行政において生じる倫理的ジレンマ)
各論1 防犯・治安(大規模災害後の避難生活における防犯対策;災害時の性暴力を防ぐ―防犯アプリの活用とアクティブバイスタンダーの視点;「善意」の加害性と倫理―ソーシャルメディア隆盛期における論点)
各論2 医療・福祉(健康危機にどう挑むか―ヘルスセキュリティと社会;災害対応を推進するインクルージョン・マネジメント;誰一人取り残さない―福祉避難所という存在とその役割)
各論3 報道・調査・情報(災害報道の果たしてきた役割と課題―阪神・淡路大震災以降の放送と今後の展望;災害の報道と調査をめぐる倫理的課題―記録からこぼれ落ちる記憶を考える;多文化共生の防災リテラシー―支援される/する対象から排除される外国人)
各論4 法・危機管理(災害行政組織と法―現在の到達点と課題の整理からみえてくること;方向性のない場当たり的な災害対応―エンドステート設定の必要性;予防の倫理学から見た防災の倫理)

著者等紹介

児玉聡[コダマサトシ]
1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。京都大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門は倫理学

池端祐一朗[イケハタユウイチロウ]
1985年静岡県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター主任研究員、大阪大学大学院人間科学研究科招へい研究員。博士(人間科学)。専門は倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

1
防災の倫理(児玉聡):「正しい」災害対策の探求⇔倫理的ジレンマ 3視点: 1.功利主義=最大多数の最大幸福+被害最小化+効率・結果重視(例:限られた救助・避難) 2.義務論=普遍的義務・権利+ルール順守+行為の正しさ重視(例:全員救助・正確な情報) 3.正義論=資源配分の公平性+災害弱者配慮+社会的公正(例:避難所格差是正・堤防vs生活) 具体例:救助優先順位+避難誘導+資源配分バランス 道筋:多様な価値観認識→倫理的対話と検討→透明な決定プロセス→合意形成=納得2026/04/10

takao

1
ふむ2026/03/02

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