出版社内容情報
子どもたちの「生きる力」を育むうえで祖父母に期待される役割は何か。地域で保育や学習支援を担う高齢ボランティアの養成、支援に必要な内容は何か。高齢者の活躍への期待が高まるなかで、その育児・教育機能を明らかにする。
目次
第1部 祖父母がもつ次世代を育む機能(祖父母の育児・教育機能;祖父母のかかわりは孫の成長とともにどのように変化するのか(研究1)
祖父母は親‐孫関係を調整しているのか(研究2)
祖父母の養育態度と孫の社会化(対人特性)の関連(研究3)
祖父母のかかわりは孫の社会化にどのように影響するか(研究4)
総括)
第2部 地域高齢ボランティアによる次世代を育むgenerativity行動(高齢保育ボランティアのgenerativity行動の特徴(研究5)
放課後学習支援ボランティアの語りにみる次世代を育む機能(研究6)
「生きる力」を育むネットワークからソーシャルキャピタルへ)
著者等紹介
諏澤ひろえ[スザワヒロエ]
宏恵。1992年岡山県公衆衛生看護学校・保健学科(現岡山県立大学)卒業。岡山県井原市、横浜市、東京都武蔵野市の保健師を経て、2005年国立保健医療科学院・専門課程修了(Master of Public Helath)。2008年お茶の水女子大学大学院・人間文化研究科発達社会科学専攻修士課程修了(社会科学修士)。2013年奈良女子大学大学院・人間文化研究科社会生活環境学専攻博士課程修了(学術博士)。現、京都光華女子大学健康科学部看護学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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