出版社内容情報
家族のさまざまなありかたを無秩序ではなく多様性として受け入れる寛容性と、最重要な価値である自由を基盤に子の自立を促す。欧州各国の小学校教科書の比較から、社会の価値観と「家族」の変遷にせまる。
目次
第1部(社会の価値観の反映としての教科書;欧州4か国の教科書制度と分析手続き)
第2部(家族の解体と再構築;国際化する家族;家族内の性別役割分業)
第3部(イギリス;ドイツ;フランス;イタリア;結論)
著者等紹介
塘利枝子[トモリエコ]
博士(文学)。白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻博士課程修了。現職、同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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