消費と労働の文化社会学―やりがい搾取以降の「批判」を考える

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消費と労働の文化社会学―やりがい搾取以降の「批判」を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 3X15cm
  • 商品コード 9784779516900
  • NDC分類 366.9
  • Cコード C1036

出版社内容情報

私たちはどのように文化を消費し、どのように生み出しているのか。

労働の変化を問い直しながら、様々な現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

執筆者紹介(五十音順,*は編者)

永田大輔*(ながた だいすけ)
所  属:明星大学等非常勤講師

石川洋行(いしかわ ひろゆき)
所  属:八洲学園大学非常勤講師

林 凌(はやし りょう)
所  属:日本学術振興会特別研究員(PD)

谷原 吏(たにはら つかさ)
所  属:神田外語大学専任講師,国際大学GLOCOM客員研究員

井島大介(いじま だいすけ)
所  属:東京大学大学院学際情報学府博士課程

?橋かおり(たかはし かおり)
所  属:立教大学社会情報教育研究センター助教

野村 駿(のむら はやお)
所  属:秋田大学教職課程・キャリア支援センター助教

上岡磨奈(かみおか まな)
所  属:慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程

中村香住*(なかむら かすみ)
所  属:慶應義塾大学文学部・同大学院社会学研究科非常勤講師

鈴木優子(すずき ゆうこ)
所  属:筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程単位取得退学

松村 淳(まつむら じゅん)
所  属:関西学院大学社会学部准教授

中根多惠(なかね たえ)
所  属:愛知県立芸術大学音楽学部(教養教育等) 准教授

松永伸太朗*(まつなが しんたろう)
所  属:長野大学企業情報学部准教授

馬渡玲欧(まわたり れお)
所  属:名古屋市立大学大学院人間文化研究科専任講師

内容説明

労働の変化を問い直しながら、さまざまな現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

目次

序章 消費と労働の文化社会学―「やりがい搾取」以降の労働を捉える新たな視座
第1部 消費社会と労働者社会(消費社会における認識問題―社会変動と“日本共同体”のゆくえ;労働問題の源泉としての「新自由主義」?―労働者/消費者としての私たちをめぐって;なぜ「二次創作」は「消費」と呼ばれたのか―大塚英志の消費社会論を中心に;サラリーマン雑誌の系譜学―戦後日本の「中間文化」;「仕事で自己実現」を語ることはいかに可能になるのか―日経連「能力主義管理」を事例に)
第2部 現代社会における生活とマネジメント(「やりたいこと」と“仕事”の分離・近接・管理―美術作家と音楽家の実践を事例として;夢を追うために正社員になる―文化・芸術活動者の労働を問う;芸能という労働―「アイドル・ワールド」において共有される情熱の価値;メイドカフェにおける店員と客の親密性のマネジメント―「親密性の労働」としての「関係ワーク」の実践;学校における「心のケア」のマネジメント―心の教室相談員による実践の「外部性」と「限定性」に着目して)
第3部 個人化した労働と「批判」(親密性を基盤にしたネットワーク型の職業実践―建築系フリーランサーを事例に;「労働」カテゴリーに抗う音楽家たちによる連帯への模索―芸術性と労働性の間にある「労働的なもの」のジレンマをめぐって;労働者評価がもたらす個人間競争―熊沢誠の「強制された自発性」論とその含意;フランクフルト学派にとっての「文化と労働」とは何か;「消費と労働の文化社会学」の達成と広がり)

著者等紹介

永田大輔[ナガタダイスケ]
所属、明星大学等非常勤講師

松永伸太朗[マツナガシンタロウ]
所属、長野大学企業情報学部准教授

中村香住[ナカムラカスミ]
所属、慶應義塾大学文学部・同大学院社会学研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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DNK

1
気になる章だけ読んだ。サラリーマンが仕事でやりがいを得ることは結構だが、それを経営者サイドから提示されることはエンゲージメント強化を露骨に狙っている気がしてやっぱり気に入らないなって思う。メイドカフェのスタッフの章と、二次創作が生産ではなく「消費」として扱われがちなくだりが面白かった。内容を論じるほど読み込んではいないため再読したい。2025/01/18

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