アクターネットワーク理論入門―「モノ」であふれる世界の記述法

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アクターネットワーク理論入門―「モノ」であふれる世界の記述法

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779516719
  • NDC分類 361.1
  • Cコード C1030

出版社内容情報

アクターネットワーク理論(ANT)とは何か?
なぜ注目されているのか? 
ミッシェル・カロン、ジョン・ロー、そして、
ブリュノ・ラトゥールたちは何をしようとしてきたのか?

社会学や人類学はもとより、経営学、経済学、政治学から科学技術社会論などに至る広範な分野において参照されているANT。その活動をフラットな観点からの記述を通して、人間だけではなく、人間以外の多種多様な存在が果たしている役割を正当に評価することを目指す動的な運動体として捉え、基礎的な事項を踏まえ、コンパクトに解説するとともに、その多岐にわたる主要な成果と展開をテーマごとに紹介しながら全体像の描写を試みた画期的入門書!

ここで注意が必要なことがある。それは、ANTが、その名に「理論(theory)」を使用しているにもかかわらず、厳密には、完成された一つの体系としての理論ないし方法論のようなものではないということである。[…略…]では、いったい、ANTとは何なのか。ANTとは、いわば人間以外のさまざまな要素が果たす役割を十全に把握しようとする一連の実験的な記述の集積である。もっといえば、ANTとは、そうした一連の実験的記述の集積を生み出す「運動体」なのである。(「はじめに」より)



著者紹介 *は編著者

栗原 亘(くりはら わたる)*
高千穂大学 人間科学部 准教授
担当:第1章,第2章,第8章,第12章,コラム1,コラム2

伊藤嘉高(いとう ひろたか)
新潟大学 人文学部 准教授
担当:第3章,第7章,第9章,コラム4

森下 翔(もりした しょう)
大阪大学 社会技術共創研究センター 特任研究員
担当:第4章,第11章

金 信行(きむ のぶゆき)
東京大学大学院 学際情報学府社会情報学コース
担当:第5章,第6章,コラム2

小川湧司(おがわ ゆうじ)
一橋大学大学院 社会学研究科(博士前期課程)修了
担当:第10章,コラム3

内容説明

社会学や人類学はもとより、経営学、経済学、政治学から科学技術社会論などに至る広範な分野において参照されているANT。その活動をフラットな観点からの記述を通して、人間だけではなく、人間以外の多種多様な存在が果たしている役割を正当に評価することを目指す動的な運動体として捉え、基礎的な事項を踏まえ、コンパクトに解説するとともに、その多岐にわたる主要な成果と展開をテーマごとに紹介しながら全体像の描写を試みた画期的入門書!

目次

第1部 基礎編(ANT成立の時代背景と人文学・社会科学における「人間以外」への関心の高まり;ANT略史―その成立と展開および批判に関する見取り図;ANTの基本概念をたどる―記号論という「道具箱」を調査に持参する)
第2部 実践編(ANTと科学―史料分析と参与観察に基づく科学観・科学者観の更新;ANTと技術―技術の開発と活用過程における人間と非人間のダイナミクス;ANTと経済―遂行性アプローチの分析視角とそのインプリケーションについて ほか)
第3部 展望編(多重なる世界と身体―媒介子としての身体のゆくえ;存在様態論と宗教―ラトゥールは宗教をいかにして記述しうるのか?;人間‐動物関係とラトゥール―動物の「非‐還元的な」記述とはいかなるものでありうるか? ほか)

著者等紹介

栗原亘[クリハラワタル]
高千穂大学人間科学部准教授

伊藤嘉高[イトウヒロタカ]
新潟大学人文学部准教授

森下翔[モリシタショウ]
大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員

金信行[キムノブユキ]
東京大学大学院学際情報学府社会情報学コース

小川湧司[オガワユウジ]
一橋大学大学院社会学研究科(博士前期課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
社会と自然を2分しない2023/05/19

Go Extreme

2
基礎編: ANT成立の時代背景と人文学・社会科学における「人間以外」への関心の高まり ANT略史―その成立と展開および批判に関する見取り図 ANTの基本概念をたどる―記号論という「道具箱」を調査に持参する 実践編: ANTと科学―史料分析と参与観察に基づく科学観・科学者観の更新 ANTと技術―技術の開発と活用過程における人間と非人間のダイナミクス ANTと経済―遂行性アプローチの分析視角とそのインプリケーションについて 展望編: 多重なる世界と身体 存在様態論と宗教 人間‐動物関係とラトゥール2022/07/19

斉の管仲

1
教科書的でためになった。知的興奮は無い。2022/08/10

かとたか

0
アクターネットワーク理論。人間以外もアクターとして捉える視座ということくらいしか知らなかったが、その応用範囲の広さに驚いた。社会科学において、破壊的な影響を与えていそう。もっと学びたい。2023/10/22

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