出版社内容情報
人間等身大の経済
小さき民の創造性の探求
グローバル化の進展に伴う卸売市場流通の再編過程で、農産物の生産者はいかなる課題に直面し、いかにして困難を乗り越えてきたか。生産者が獲得した経済的・社会的地位の諸相を読み解く。
●著者紹介
河内良彰(こうち よしあき)
佛教大学社会学部准教授。京都大学大学院経済学研究科博士後期過程単位取得退学。地域経営論、観光学。
内容説明
小さき民の創造性の探求。グローバル化の進展に伴う卸売市場流通の再編過程で、農産物の生産者はいかなる課題に直面し、いかにして困難を乗り越えてきたか。生産者が獲得した経済的・社会的地位の諸相を読み解く。
目次
第1章 地域主義と内発的発展論の理論構成
第2章 農産物流通の構造再編と地産地消の活動展開1
第3章 農産物流通の構造再編と地産地消の活動展開2
第4章 農産物の流通構造変容下における直接販売の伸長要因―和歌山市中央卸売市場とJA紀の里の新展開
第5章 直接販売における経営行動の諸相と主体形成―JA、第三セクター、生産者団体の事業展開
第6章 都市農村交流施設による地域社会の企業間ネットワーク構造―長野県伊那市のコミュニティにおける社会ネットワーク分析
第7章 直接販売による内発的発展の地域づくり―京都市左京区大原地域の「里の駅大原」の事例
第8章 ファーマーズ・マーケットにおける内発的発展とクリエイティビティ―愛知県大府市の「JAあぐりタウン げんきの郷」の事例
第9章 直接販売における就労意欲の現状と公共政策の課題―長野県伊那市の「産直市場グリーンファーム」の事例
著者等紹介
河内良彰[コウチヨシアキ]
佛教大学社会学部准教授。1982年山口県生まれ。中央大学法学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。読売新聞記者、八戸工業大学感性デザイン学部講師、佛教大学社会学部講師を経て、2022年から現職。専門は、地域経営論、観光学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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