文化地理学ガイダンス―あたりまえを読み解く三段活用 (改訂版)

個数:

文化地理学ガイダンス―あたりまえを読み解く三段活用 (改訂版)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779516146
  • NDC分類 290.1
  • Cコード C0025

出版社内容情報

文化地理学の対象と手法を、発見と説明・解釈に分けて分かりやすく示す、
文化地理学の定番テキストを、最新のトピックやコラムを追加してアップデート。
「考えてみよう」「調べてみよう」で、個人でもグループでも考えることができる、
文化地理学の入門に最適のテキスト。



いかにすぐれた学問的発見であっても、自分との関係が分からないと、そのおもしろさは実感できないものである。しかし、自分が発見したことならば、どんなに些細なことであっても、知的興奮をおぼえる。その自分の発見を大切にし、そこから思考を深めていくことができることを体験できれば、学問をツールとして主体的に用いて問題解決をする喜びを味わうことができるだろう。発見と思考の過程を自ら楽しむことができるならば、古今の学者たちが繰り返してきた発見と思考のおもしろさも、自分の体験と関係づけながら理解できるようになる。学問の奥深い世界が、目の前に広がってくるのである。
本書はそのような学問の実践を導くためのガイドラインである。第1部では、世の中の複雑な現象から、地域、環境、景観という視点を用いて問題を浮かび上がらせ、そこから課題を発見し、要因を説明し、意味を解釈し、応用する、という思考の過程を紹介した。第2部では、言語、宗教、民俗、政治、都市、自然、観光、性といったトピックを用い、既存の研究を主な題材として用いながら、第1部で紹介した思考過程の実践を試みた。また、最終章では、思考の過程を応用するための手引きを示した。各章末には、学問的思考の実践を読者が習慣化する一助として「考えてみよう」「調べてみよう」を、また、学問的概念をさらに詳しく説明したり、関連するトピックを紹介したりするためのコラムを設けた。
(「おわりに」より)



●著者紹介

森 正人(もり・まさと)
1975年香川県生まれ。
2003年関西学院大学大学院博士課程後期文学研究科修了。博士(地理学)。
現在、三重大学人文学部教授。専攻は文化地理学。
著書:『文化地理学講義―〈地理〉の誕生からポスト人間中心主義へ―』(新曜社、2021年)、『豊かさ幻想―戦後日本が目指したもの―』(KADOKAWA、2019年)、『「親米日本」の誕生』(KADOKAWA、2018年)、『展示される大和魂―〈国民精神〉の系譜―』(新曜社、2017年)など多数。

中川 正(なかがわ・ただし)
1957年富山県生まれ。
1987年ルイジアナ州立大学博士課程地理学人類学研究科修了。Ph.D.(地理学博士)。
現在、三重大学人文学部教授。専攻は文化地理学、アメリカ地誌。
著書:『ルイジアナの墓地―死の景観地理学―』(古今書院、1997年)、『文化の法則を探ろう』(三重大学出版会、2000年)

目次

第1部 文化地理学の考え方(文化地理学の視点―空間・環境・景観;文化地理学研究の手順―発見・説明・解釈・応用;視点としての空間;視点としての環境;視点としての景観)
第2部 文化地理学の実践(言語の文化地理学;自然と生業の文化地理学;宗教の文化地理学;民俗の文化地理学;政治の文化地理学;都市の文化地理学;観光の文化地理学;性の文化地理学;文化地理学の前線と現代の文化;文化地理学の応用)

著者等紹介

森正人[モリマサト]
1975年香川県生まれ。2003年関西学院大学大学院博士課程後期文学研究科修了。博士(地理学)。現在、三重大学人文学部教授。専攻は文化地理学

中川正[ナカガワタダシ]
1957年富山県生まれ。1987年ルイジアナ州立大学博士課程地理学人類学研究科修了。Ph.D.(地理学博士)。現在、三重大学人文学部教授。専攻は文化地理学、アメリカ地誌(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2022/04/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19202949
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。