目次
1 大潟村前史
2 全国からの入植者たち
3 開村当初の思い出
4 新しき村への道
5 減反政策のなかで
6 「作る」ことから「売る」ことへ
7 激動のなかを生きた人たち
8 「青潮」がくれた入植地
補遺 国際化と日本農業―モデル農村・秋田県大潟村で考えたこと
著者等紹介
戸井田克己[トイダカツキ]
東京都に生まれる。東京都立高校教諭を経て、近畿大学教職教育部へ。中学・高校の社会科教員養成に携わるかたわら、高校地理教科書の執筆にも力を注ぐ。2010年、学力に新設された総合社会学部に開設準備担当を経て移籍し、人文地理学、環境民俗学などを担当。2016年、教職教育部に再移籍した。従来、地理教育カリキュラムやその指導法をおもな研究対象としてきたが、近年では環境民俗学(特に青潮文化論)に関する現地調査にも力を入れる。日本文化の形成過程と特質を考究し、日本人の精神的なアイデンティティを確認する作業を、教育および学問研究の両面から進めている。現在、近畿大学教職教育部教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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