目次
序章 「寄留民」ショックと沖縄の「シマ」
第1章 沖縄の区をめぐる地域自治組織の関係性―沖縄県名護市の区を事例として
第2章 沖縄本島における字のリアリティ―北部の軍用地と住民関係に関する考察
第3章 属人的住民自治組織と行政区―読谷村の住民自治組織の変容
第4章 共同性の物質的条件―沖縄市の郷友会と嘉手納基地
第5章 米軍占領後の地域社会の変容と郷友会―北谷町・嘉手納町を事例として
第6章 宜野湾市の旧字継承団体
第7章 基地に面した自治会の機能と関係―浦添市を事例として
第8章 共同店と地域社会―恩納村真栄田区を事例として
第9章 軍用地の中の「シマ」の記憶―垣花人にとっての那覇軍港