内容説明
正義の「核」はあるのだろうか?プラトンからロールズまで、正義論の長い歴史を辿る果てに、「人類共通の価値」という真の問いに迫る。
目次
「相対主義」と「絶対主義」
古代ギリシアの相対主義と絶対主義―ソフィストとソクラテス
古代ギリシアの絶対主義(1)―プラトン
古代ギリシアの絶対主義(2)―アリストテレス
古代ローマとキリスト教世界
絶対的真理としての科学
人間の自然状態と国家の成立(1)―グロティウス、ホッブズ
人間の自然状態と国家の成立(2)―ロック、ルソー
義務論―カント
功利主義―ベンサム、ミル
現代の正義論
相対主義の復権
相対主義への反論
相対主義の擁護と新たな絶対主義
著者等紹介
長友敬一[ナガトモケイイチ]
1960年宮崎県に生まれる。1994年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、熊本学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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