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内容説明
多様な人が集う「放浪部族」が担う大衆芸能タマーシャ―時代の流行を柔軟に取り入れ、つねに新たな要素を付け加えていくタマスギール(タマーシャーの担い手たち)の文化、生活を描き出す。
目次
序論 インド社会を映し出す大衆芸能
第1章 タマーシャーの芸能的な位置づけとその文化史
第2章 タマスギールとは誰か―流動的な集団原理と渡り歩くことによって得られる技芸
第3章 公共文化としてのタマーシャー
第4章 模倣のなかで生成されるエロス―複製媒体の制作と流通による芸能の拡散
第5章 メディアの発展による身体動作の変容と「視線」
結論
著者等紹介
飯田玲子[イイダレイコ]
1982年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特定助教。専攻は文化人類学、南アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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