内容説明
「貨幣とは何か?」を変えた偉大な7人の理論を紐解く。「貨幣理論」から「信用理論」への深化の道筋。
目次
第1章 ジョン・ロー―経済学の創始者
第2章 トーマス・トゥーク―通貨論争における通貨学派と銀行学派
第3章 J.S.ミル―貨幣と信用と経済活動の一体化
第4章 ヘンリー・マクラウド―信用創造理論のパイオニア
第5章 ミッチェル・イネス―信用の重視と経済学の巨星への挑戦
第6章 I.フィッシャー―アメリカ最大の理論経済学者
第7章 ラルフ・ホートレー―銀行信用の重視と信用の内在的不安定性
著者等紹介
古川顕[フルカワアキラ]
1942年大阪府に生まれる。1966年京都大学経済学部卒業。1976年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。1994年京都大学経済学部教授。1997年京都大学大学院経済学研究科教授。2006年甲南大学経済学部特任教授。現在、京都大学名誉教授。経済学博士。(専攻/金融・経済学史)。著書に『現代日本の金融分析』(東洋経済新報社、1985年、エコノミスト賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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