キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ (第2版)

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キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779512940
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C3011

出版社内容情報

キャリア・カウンセリング理論を学ぶ基本テキスト。変化していく理論をより正確に記述、関連性の近い理論家で章を配置しなおして改訂

第1章 「キャリアの心理学」を学ぶにあたって

1.理論を学習する意味  

2.キャリアの心理学を支える基礎理論  

(1)発達とは  

(2)「キャリア」とは  

(3)キャリア発達論の背景  

(4)社会構成主義とは  



第2章 ドナルド・スーパー:現象学的アプローチの追究

1.個人的背景  

2.理論的背景  

(1)現象学的心理学の追究  

(2)差異心理学との関係(人と職業との融合)のダイナミズム 

(3)発達心理学との関係  

3.理論上の主要概念  

(1)ライフ・スパン

(2)ライフ・スペースとライフ・ロール:ライフ?キャリア・レインボー  

(3)アーチ・モデルの構築

4.考  察  



第3章 ジョン・ホランド:環境との相互作用によるキャリア行動の発達

1.個人的背景

2.理論的背景

(1)「類型論的―交互作用的理論」の提唱と従来の類型論との相違

(2)キャリア発達段階説への批判  

(3)職業選択からキャリアへ  

3.理論上の主要概念

(1)6角形モデル  

(2)パーソナリティ・タイプの発達  

4.考  察



第4章 マーク・サビカス:キャリア構築理論

1.個人的背景  

2.理論的背景  

3.理論上の主要概念  

(1)職業パーソナリティ  

(2)キャリア・アダプタビリティ  

(3)ライフテーマ  

4.キャリア・カウンセリングへの応用  

5.考  察



第5章 ハリィ・ジェラット:キャリア発達における意思決定

1.個人的背景 

2.理論的背景 

(1)予測システムと価値システム

(2)ジェラットの前期理論? 主観的可能性(Subjective Probability)

(3)探索的決定と最終的決定

(4)ジェラットの前期理論? 連続的意思決定プロセス(The Sequential Decision-Making Process)

3.理論上の主要概念(後期理論:左脳だけでなく,右脳も使った意思決定)

(1)後期理論の社会的背景  

(2)積極的不確実性(Positive Uncertainty)

4.キャリア・カウンセリングへの応用  

5.考察:ジェラットの理論の日本における有用性  



第6章 ジョン・クランボルツ:学習理論からのアプローチ

1.個人的背景  

2.理論的背景  

(1)行動の獲得:学習

(2)自己効力感

3.理論上の主要概念  

(1)キャリア意思決定に影響を与える要因

(2)4要因の結果としての信念・スキル・行動

4.キャリア・カウンセリングへの応用

(1)クライアントが対処しなければならない動向

(2)キャリア・カウンセリングの目標

(3)キャリア・カウンセリングの介入方法

(4)計画された偶発性

5.考  察  



第7章 エドガー・シャイン:組織内キャリア発達

1.個人的背景  

2.理論的背景  

(1)発達的視点

(2)臨床的視点

3.理論上の主要概念  

(1)3つのサイクルとその段階

(2)仕事・キャリアサイクル

(3)キャリア・アンカー

(4)キャリア・サバイバル

4.キャリア・カウンセリングへの応用(ダイナミックなマッチングプロセスの改善)

(1)キャリア・アンカー

(2)職務・役割プランニング

(3)問いかけることの重要性



第8章 ダグラス・ホール:関係性アプローチ

1.個人的背景  

2.理論上の主要概念  

(1)キャリアについて

(2)プロティアン・キャリア

(3)プロティアン・キャリアに必要な2つのメタ・コンピテンシー

(4)キャリア意思決定

3.キャリア・カウンセリングへの応用  

(1)プロティアン・キャリアを促進させる10 のステップ

(2)キャリア発達を促す人間関係

4.考  察



第9章 ナンシィ・シュロスバーグ:人生上の転機(トランジション)とその対処

1.個人的背景  

2.理論的背景  

(1)成人の発達を捉える4つの視点

(2)転機への対処プロセス

3.理論上の主要概念  

(1)トランジション(転機)へのアプローチ:転機の識別,転機のプロセス

(2)対処のための資源を活用する

(3)転機に対処する:資源を強化する

4.カウンセリングへの応用  

5.考  察  



第10章 サニィ・ハンセン:統合的キャリア発達

1.個人的背景

2.理論的背景

3.理論上の主要概念

4.キャリア・カウンセリングへの応用

5.考  察



第11章 新しい潮流

1.カオス理論の応用  

(1)「複雑系(Complex System)」とは

(2)カオス理論とは

(3)キャリア行動への応用

(4)まとめ

2.キャリアから「働くこと(working)」へ  



結び:外国で育った理論の理解の困難さを再認識



■コラム

フランク・パーソンズ(Frank Parsons)キャリア発達の父  

シャーロッテ・ビューラーについて  

発達的アプローチに関する14の命題  

VPI(Vocational Preference Inventory)

ストロング職業興味検査(SVIB: Strong Vocational Interest Blank)

類型論(typology)と特性論(trait theory)

個人―環境適合(Person-Environment fit)理論  

Adaptationの語源と意味  

アドラーの個人心理学 

「自己」の捉えかた  

連続的意思決定プロセスに沿ったガイダンス  

決定―未決定の2分類から,プロセスとしての職業選択  

8つのキャリア・アンカー  

トランジションとは

渡辺 三枝子[ワタナベ ミエコ]
編集

目次

「キャリアの心理学」を学ぶにあたって
ドナルド・スーパー:現象学的アプローチの追究
ジョン・ホランド:環境との相互作用によるキャリア行動の発達
マーク・サビカス:キャリア構築理論
ハリィ・ジェラット:キャリア発達における意思決定
ジョン・クランボルツ:学習理論からのアプローチ
エドガー・シャイン:組織内キャリア発達
ダグラス・ホール:関係性アプローチ
ナンシィ・シュロスバーグ:人生上の転機(トランジション)とその対処
サニイ・ハンセン:統合的キャリア発達
新しい潮流
結び:外国で育った理論の理解の困難さの再認識

著者等紹介

渡辺三枝子[ワタナベミエコ]
筑波大学名誉教授。ペンシルバニア州立大学大学院博士課程修了、Ph.D.取得(カウンセリング心理学・カウンセラー教育専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryo

7
キャリアの理論家の、背景まで学ぶことができる。国家試験対策として読んだが試験対策としてではなくとも勉強になる本。2022/08/22

yurari

3
キャリコン勉強用として読了。各理論家の個人的背景があることで、理論を構築するに至った過程がみえて面白い。2022/02/20

Go Extreme

3
キャリアの心理学を学ぶ 理論を学習する意味 キャリアの心理学を支える基礎理論 ドナルド・スーパー:現象学的アプローチの追究 ジョン・ホランド:環境との相互作用によるキャリア行動の発達 マーク・サビカス:キャリア構築理論 ハリィ・ジェラット:キャリア発達における意思決定 ジョン・クランボルツ:学習理論からのアプローチ エドガー・シャイン:組織内キャリア発達 ダグラス・ホール:関係性アプローチ ナンシィ・シュロスバーグ:人生上の転機と対処 サニィ・ハンセン:統合的キャリア発達 新しい潮流 外国理論理解の困難さ2018/09/16

ゼラニウム/フウロソウ科

2
カオス理論ってバタフライエフェクトってこと!?2021/06/13

hayate

2
キャリアコンサルタント養成講座受講中3冊目。キャリアに関する理論についてテキストよりも深く学習したく購入。大学の講義で使われるような文体だが理論そのものだけでなく、理論家の背景から解説してあり理解しやすいように工夫がしてある。また、キャリアカウンセリングでそれぞれの理論をどう応用していくのかも、紙面は割かれていないものの言及してあり、実勢の場に活かすヒントにもなっている。実際に本書の記述をもとに学科試験が出題されている例もあるらしく、キャリア理論に関しては一読すべき本なのだろう。2020/11/14

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