出版社内容情報
全てを一瞬にかけて戦うアスリートが、高プレッシャー下でも実力発揮できるメンタルトレーニングの効果を科学的データをもとに実証。
第1章 序論:メンタルトレーニングへの誘い
1. 本研究の背景
1)メンタルトレーニングの史的背景
2)危機的状況における心理の介入
3)Self-Efficacy Theory
4)競技力向上を目的としたメンタルスキル
5)採点競技とリラクセーション効果の相関関係
6)バイオフィードバック
2. 研究目的・意義
第2章 研究課題1:エリート体操選手に対するSelf-Efficacy Theory にもとづく長期的介入
1. 序論
1)Self-Efficacy TheoryおよびSelf-Efficacy Theoryにもとづく介入
2)エリートアスリートに対する長期的介入
3)心理的介入の評価
2. 方法
1)クライアント
2)プログラムと手順
3)データ収集および分析
3. 結果および考察
1)ステージ1:危機的状況でのスポーツ心理
2)ステージ2:心理的スキルの獲得
3)ステージ3:特殊な状況下におけるセルフコントロール (競技場面応用)
4)ステージ4:キャリアトランジションの為のスポーツ心理
5)Self-Efficacy Theory 3次元にもとづく自己効力感評価
4. 結論
5. 要約
第3章 研究課題2:エリートアスリートを対象とした心理サポートにおける呼吸法習得時の即時バイ
オフィードバックの有効性―メンタルトレーニングの効果を双方向から評価する試み
1. 序論
2. 方法
1)実験参加者
2)測定機器
3)実験課題 (呼吸法トレーニング)
4)分析
3. 結果
1)呼吸法BF期間におけるSEポイントの推移
2)アスリート内省報告
3)即時BFの有効性
4)呼吸法トレーニング終了後の競技場面への応用と競技成績との関連性
4. 考察
5. 結論
6. 要約
第4章 研究課題3:多面的指標を用いた競技場面での集中状態からみるメンタルトレーニングの効果
1. 序論
2. 実験1(エリートアスリート)
1)目的
2)方法
3)結果
4)考察
3. 実験2 (学生射撃選手14名)
1)目的
2)方法
3)結果
4)考察
4. 総合考察
5. 結論
6. 要約
第5章 総合討論:実践のためのMental Training Stage Modelの構築
第6章 結論:科学としてのメンタルトレーニング
笹塲 育子[ササバ イクコ]
著・文・その他
目次
第1章 序論:メンタルトレーニングへの誘い
第2章 研究課題1:エリート体操選手に対するSelf‐Efficacy Theoryにもとづく長期的介入
第3章 研究課題2:エリートアスリートを対象とした心理サポートにおける呼吸法習得時の即時バイオフィードバックの有効性―メンタルトレーニングの効果を双方向から評価する試み
第4章 研究課題3:多面的指標を用いた競技場面での集中状態からみるメンタルトレーニングの効果
第5章 総合討論:実践のためのMental Training Stage Modelの構築
第6章 結論:科学としてのメンタルトレーニング
著者等紹介
笹塲育子[ササバイクコ]
関西学院大学人間福祉学部専任講師。博士(スポーツ健康科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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