孤独なバークリ―非物質論と常識

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孤独なバークリ―非物質論と常識

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  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779512315
  • Cコード C3010

出版社内容情報

断じて独我論者にあらず! バークリ哲学の真価はどこにあるのか。その非物質論の真意を読み解き、300年の誤解に終止符を打つ。

 はじめに



 凡例



序章 本書の課題と方法と構成



  1 課題



  2 方法



  3 構成



第1章 非物質論の基本体系



  序



  1 非物質論の目的と基本枠組



  2 非物質論を構成する基本テーゼ



  3 物質の存在を否定する諸議論



第2章 可感的な物の実在性



  序



  1 可感的な物の実在性に関する問題



  2 この問題に対する既存の解釈



  3 可感的な物の実在性の擁護



  結語



第3章 可感的な物に対する感官知覚の直接性



  序



  1 可感的な物は感官によって直接知覚されるのかという問題



  2 「示唆」という考え方に付随する重要な論点



  3 感官知覚に関するバークリの見解



  4 可感的な物は直接知覚されるという主張の擁護



  補論 可感的な物に対する直接知覚をめぐるさらなる課題



  結語



第4章 可感的な物の存在の継続性と公共性



  序



  1 「受動性論証」と「継続性論証」の検討



  2 可感的な物の継続的存在に関する既存の解釈



  3 可感的な物の継続的存在の擁護



  4 可感的な物の公共的存在に関する問題に対するバークリ自身の見解



  5 可感的な物の公共的存在の擁護



  結語



第5章 現時点において知覚されていない可感的な物の存在



  序



  1 危険物についての知識とその回避の手段



  2 状況を不十分な仕方で察知する場合の危険回避の手段



  3 状況を自ら察知できない場合の危険回避の手段



  4 危険回避に不可欠なものとはなにか



  補論 過去における可感的な物の存在



  結語



第6章 心の存在



  序



  1 私の心の存在



  2 他の心の存在



  3 意志としての心の働き



  4 観念とは独立したものとしての心の存在



  結語



第7章 バークリの非物質論の意義



  序



  1 非物質論の哲学史的観点からの意義



  2 非物質論の現代における意義



山川 仁[ヤマカワ マサシ]
著・文・その他

内容説明

断じて独我論者にあらず。バークリ哲学の真価はどこにあるのか。その非物質論の真意を読み解き、300年の誤解に終止符を打つ。

目次

序章 本書の課題と方法と構成
第1章 非物質論の基本体系
第2章 可感的な物の実在性
第3章 可感的な物に対する感官知覚の直接性
第4章 可感的な物の存在の継続性と公共性
第5章 現時点において知覚されていない可感的な物の存在
第6章 心の存在
第7章 バークリの非物質論の意義

著者等紹介

山川仁[ヤマカワマサシ]
1970年、奈良県生まれ。1994年、甲南大学経済学部卒業。株式会社大広勤務(1994年‐2005年)を経て、2016年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科研究員、京都府医師会看護専門学校、和歌山国際厚生学院、滋賀県済生会看護専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。